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シニア向け料金プランをドコモ・au・ソフトバンクで徹底比較してみた!
高齢化社会の現代社会において、「団塊の世代」という言葉も頻繁に耳にしみますね。
そんなシニア世代の方も今では、ケータイライフを楽しむ時代。
所有率も『MMD研究所』調べでは、6割の方がスマートフォンまたはガラケーを所有しているとのこと。
そこで、これから携帯電話を持ちたいと思っていても、「電話料金」が気になる方が多いようです。
ということで今回は、ドコモ・au・ソフトバンクのシニア向けの料金プランや割引サービスをご紹介したいと思います。
1. ドコモのシニア向け料金プラン
ドコモでは、シニア専用の料金プランは提供されていないので、おすすめプランとしてご紹介いたします。
らくらくスマートフォンでは
スマホの料金プランのシステムは、
基本プラン+インターネット接続サービス(一律300円/月)+パケットパック-ずっとドコモ割
となり、詳しくは以下の通りとなります。
基本プラン
基本プランは、「カケホーダイ&パケあえる」(スマホ/タブ)プランを選択できます。
■カケホーダイプラン(スマホ/タブ):国内通話が24時間無料
月額基本使用料:2,700円
■カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ):5分以内の通話が無料
月額基本使用料:1,700円
■シンプルプラン(スマホ):家族内での通話が無料(シェアパック専用プラン)
月額基本使用料:980円
■データプラン(スマホ/タブ):データ通信のみご利用の方向け
月額基本使用料:1,700円
以上、4種類提供されていますが、シニア世代では、それほど通話の頻度や時間は少ないと思いますので、お一人でご利用の方は、カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ)がおすすめです。
また、ご家族でシェアできる方は、シンプルプラン(スマホ)での契約も可能です。
パケットパック
・お一人向けパケットパック
パケットパック名称 | 月額定額料 |
ウルトラデータLLパック(30GB) | 8,000円 |
ウルトラデータLパック(20GB) | 6,000円 |
データMパック(標準)(5GB) | 5,000円 |
データSパック(小容量)(2GB) | 3,000円 |
・シェアパック
家族でムダなくパケットを分け合えるお得なプランになっており、ご家族でシェアできる方は、親回線の子回線という契約ができます。
その際、シェアオプション月額定額料(子回線の方、1回線あたり)として、500円が必要になります。
ずっとドコモ割
ずっとドコモ割とは、15年以上ご利用の場合、ドコモのご利用年数に応じて自動的に割引される金額です。
割引額は、300円~最大2,500円まで、利用年数とパケットパックによって変わります。
以上が、らくらくスマートフォンで契約できる料金プランです。そこで、お一人の場合と家族でシェアした場合の料金を確認してみましょう。
・お一人でご利用の場合の月額料金
基本プラン(カケホーダイライトプラン):1,700円
ネット接続サービス:300円
パケットパック(データSパック):3,500円
ずっとドコモ割:-600円(ドコモご利用年数が15年以上の場合)
合計 4,900円/月
・ご家族でシェアした場合の月額料金
基本プラン(シンプルプラン):980円
ネット接続サービス:300円
パケットシェア:500円
合計 1,780円/月
このようになり、ご家族でシェアできる方は、安い月額料金で利用が可能となります。
らくらくホンでは
らくらくホンも、通常のFOMA契約となり、料金システムは、
基本プラン+インターネット接続サービス(iモード300円/月)+パケットパック+割引サービス
となっています。詳しくは以下の通りとなります。
基本プラン
FOMA契約の基本プランは「バリュープラン」となります。
パケットパック
FOMA契約では、「パケ・ホーダイ ダブル」が適用され、iモードやメールが使い放題で、2段階のパケット定額サービスです。
あまり使わない月は、月額372円。また、ケータイ通信(iモード・spモード)をどんなに使っても、月額上限額4,200円で安心です。
割引サービス
条件に沿っていれば以下の割引サービスが利用可能です。
・ファミ割MAX50(ファミリー割引専用サービス)
2年間の継続契約で、家族みんないきなり基本使用料が50%OFFになり、1回線ごとのお申込みが必要です。
・ひとりでも割50
2年間の継続契約で、ひとりでもいきなり基本使用料が50%OFFになります。
らくらくホンの料金プランはこのようになり、最もお得なプランで月額料金を計算してみると、
基本プラン(タイプSSバリュー):1,864円
ネット接続サービス:300円
パケットパック(パケ・ホーダイダブル):372~4,200円
割引サービス:基本プランから50%OFF
合計 1,606円/月~
以上、スマホとケータイの料金プランでしたが、ご家族内でシェアできる方は、どちらも1,600~1,700円からご利用になれます。
2. auのシニア向け料金プラン
auでは、シンプルスマホに関しては「シニアプラン」が用意され、かんたんケータイは通常の料金プランとなります。
シンプルスマホ「BASIO2」では
満55歳以上の方が加入できる「BASIO2」、「BASIO」と「AQUOS K SHF31」の専用料金プランです
月額基本使用料:3,980円(2年契約「誰でも割」適用時)
2年契約無し、4,980円
国内通話料:au携帯電話宛…1時~21時は無料、21時~翌1時は30秒/20円
その他の国内通話…終日30秒/20円
データ通信料:月間データ容量0.7GBが基本使用料に含まれます
以上が、専用のシニアプランになります。
かんたんケータイでは
スマホに関しては専用プランが用意されていますが、かんたんケータイは通常の料金プランとなります。
auケータイの料金の仕組みから説明すると、
基本使用料+データ定額サービス+インターネット接続サービス(EZ WINコース 300円/月)
と、こちらが基本となり、利用スタイルにあわせたプランの組み合わせによってお得なプランの選択が可能になっています。
メールもネットもどんどん楽しめる
◆基本プラン
・カケホ(3Gケータイ・データ付)
国内通話が24時間かけ放題となり、データ定額も固定となっています。
月額基本使用料:「2年契約(誰でも割)」適用時 2,200円
各種割引サービス適用前 3,700円
国内データ通信料:データ定額 一律3,500円
「2年契約(誰でも割)」とは、2年単位のauの継続利用で基本使用料が割引になるサービスです。
カケホ(3Gケータイ・データ付)では、1,500円割引になります。
◆セットでおトク
auスマートバリューの対象固定通信の「ネット+電話」とのセットで申し込むと、934円/月割引(永年)となります。
auスマートバリューとは、スマホと「対象の固定通信サービスまたはauスマートポート 」をセットで契約すると、お使いのスマホ・ケータイ利用料金が最大2年間毎月一定額(最大2,000円)割引となるサービスです。
カケホ(3Gケータイ・データ付)を選択し、さらにauスマートバリューに申し込むと、
基本プラン:2,200円
データ通信料:3,500円
ネット接続サービス:300円
セットでおトク-934円
合計 5,066円~となります。
通話がメインの方におすすめ
◆基本プラン
・カケホ(3Gケータイ)
国内通話が24時間かけ放題となりますが、データ定額サービスは利用できません。
月額基本使用料:「2年契約(誰でも割)」適用時 2,200円
各種割引サービス適用前 3,700円
通話がメインの方は、月額2,200円~でご利用になれます。
また、インターネットを利用したい時は、「EZ WINコース(300円/月)」のお申し込みが必要になります。
もっとお得に使いたい方におすすめ
◆基本プラン
気軽に使いたい方は、「シンプル」プランの4種から選択できます。
・プランZシンプル
au宛の通話なら1時~21時まで、国内通話が無料なうえに、SMSも24時間無料。
月額基本使用料:「2年契約(誰でも割)」適用時 934円
各種割引サービス適用前 1,868円
・プランSSプラン
無料通話1,000円/月がついたケータイ(3G)用の料金プランです。
月額基本使用料:「2年契約(誰でも割)」適用時 934円
各種割引サービス適用前 1,868円
・プランEプラン
Eメールをたくさん使う方におすすめのケータイ(3G)用の料金プランです。
月額基本使用料:「2年契約(誰でも割)」適用時 743円
各種割引サービス適用前 1,486円
・プランSシンプル
無料通話2,000円/月がついたケータイ (3G) 用の料金プランです。
月額基本使用料:「2年契約(誰でも割)」適用時 1,550円
各種割引サービス適用前 3,100円
◆データ定額プラン
以上のプランに合わせて、データ定額プランは「ダブル定額スーパーライト」になります。
使った分だけの支払いとなり、多めに使っても定額なので安心です。
定額料:372円/月(パケット通信料 0.1円/パケット)
EZweb・Eメール 上限額:4,200円/月
このようになり、「プランZシンプル」に申し込んだ場合の月額料金は、
基本プラン:934円
データ定額プラン:372~4,200円
ネット接続サービス:300円
合計 1,606~5,434円~となります。
以上、auのシニア向けスマホとケータイの料金プランでしたが、スマホに関しては専用プランが用意されていますが、55歳以上で機種が限定されていますのでご注意ください。
3. ソフトバンクのシニア向け料金プラン
ソフトバンクでは、シニア向けとして、「シンプルスマホ3」、「かんたん携帯9」の2つのタイプの機種を提供していますが、シニア向け料金プランは用意されておらず、通常の料金ブランが適用されます。
ソフトバンクの料金プランと言えば、「スマ放題/スマ放題ライト」と「ホワイトプラン」が有名ですね。
その料金の仕組みから説明すると、スマ放題、ホワイトプランともに、
基本月額使用料 + パケット定額サービス + ウェブ使用料(一律300円/月)
となります。では、詳しく見ていきましょう。
シンプルスマホの場合は
スマ放題/スマ放題ライト(スマホ)
◆基本プラン
・スマ放題
「スマ放題」とは、24時間すべての国内通話がし放題、ネットもし放題、さらに余ったデータ量は翌月に繰り越し可能な料金プランです。
月額基本使用料:2,700円/月(2年契約の場合)
2年契約フリープラン3,000円(2年契約未加入時4,200円)も選択可能
・スマ放題ライト
1回5分以内のすべての国内通話が無料になる料金プランです。
月額基本使用料:1,700円/月(2年契約の場合)
2年契約フリープラン2,000円(2年契約未加入時3,200円)も選択可能
◆データ定額プラン
・ウルトラギガモンスター(データ定額50GB):7,000円/月
・ギガモンスター(データ定額20GB):6,000円/月
・データ定額5GB:5,000円/月
・データ定額ミニ1GB:2,900円/月
そこで、スマ放題ライトと、データ定額ミニ1GBを契約した場合の月額料金は、
基本プラン(スマ放題ミニ):1,700円
データ定額ミニ1GB:2,900円
ウェブ使用料:300円
合計 4,900円となります。
ホワイトプラン(シンプルスマホ)
ホワイトプランは、スマ放題と並ぶ人気の料金プランで、ソフトバンク同士なら午前1時から午後9時まで通話・メールが無料になります。
そのシンブルスマホ版となります。
◆基本プラン
・ホワイトプラン(シンプルスマホ)
月額基本使用料:934円(2年契約の場合)
◆パケット定額サービス
ホワイトプランでは、以下の3種のバケット定額パックから選択できます。多めに使っても定額なので安心です。
・パケットし放題フラットforシンプルスマホ 500MB
月額料金:2,839円/月
・パケットし放題フラットfor4G 7GB
月額料金:5,700円/月
・パケットし放題 for4G 7GB
月額料金:2,000~6,200円/月
ホワイトプランは以上のようになり、「パケットし放題フラットforシンプルスマホ」で申し込んだ場合の月額料金は、
基本プラン:934円
パケット定額サービス:2,839円
ウェブ使用料:300円
合計 4,073円となります。
かんたん携帯の場合は
スマ放題/スマ放題ライト(ケータイ)
◆基本プラン
・スマ放題(ケータイ)
月額基本使用料:2,200円/月(2年契約の場合)
2年契約フリープラン2,500円(2年契約未加入時3,700円)も選択可能
・スマ放題ライト(ケータイ)
月額基本使用料:1,200円/月(2年契約の場合)
2年契約フリープラン1,500円(2年契約未加入時2,700円)も選択可能
◆データ定額サービス
データ定額プランは、以下の2つのタイプから選択できます。
・データ定額S(3Gケータイ)使い放題
月額料金:372~4,200円
・データ定額(3Gケータイ)使い放題
月額料金:3,500円
このようになり、「スマ放題ライト」と「データ定額S」で契約した場合の月額料金は、
スマ放題ライト(ケータイ):1,200円
データ定額S:372~4,200円
ウェブ使用料:300円
合計 1,872~5,700円となります。
ホワイトプラン(ケータイ)
◆基本プラン
・ホワイトプラン(ケータイ)
月額基本使用料:934円(2年契約の場合)
◆パケット定額サービス
ホワイトプラン(ケータイ)では、以下の3種のバケット定額パックから選択できます。多めに使っても定額なので安心です。
・パケットし放題フラット
月額料金:4,200円
・パケットし放題
月額料金:980~4,200円
・パケットし放題S
月額料金:372~4,200円
ホワイトプランは以上のようになり、「パケットし放題S」で申し込んだ場合の月額料金は、
基本プラン:934円
パケットし放題S:372~4,200円
ウェブ使用料:300円
合計 1,606~5,434円となります。
以上のように、ソフトバンクではシニア向け携帯では、通常の料金ブランが適用されますので、データ定額プランを最も安く設定すれば、スマホは4,000~5,000円、ケータイが1,600~1,900円でご利用になれます。
4. まとめ
今回は、シニア向け料金プランとして説明いたしましたが、auのシニアプラン以外は、通常の料金プランが適用されます。
ドコモ、au、ソフトバンクともに、データ定額サービスを最も安く設定しておけば、さほど高い月額料金にはならないと思います。
また、シニア向け携帯にご不満の方は、月額料金が同じなら、通常のスマホやケータイを選んでみるのも良いかもしれませんね。